Rama

  • 初めての旅
  • 江川昌宏作品展 / 2013.10.10〜11.10

  • 亡くなって10年。 病床で描き遺したスケッチブックの最後のページに「2013年9月15日、この年ー」とあり、この一行がずっと気になっていた。口下手で大事なことを口にしない父は、描いた作品についても語ることがありませんでした。父の絵の登場人物はどこか遠い知らない国のひとたちで、幼い私はアトリエの扉を開けるのが怖かったのを強烈に記憶している。 江川加絵

  • 江川昌宏 1942年和歌山生まれ-2003年病気のため永眠 多摩美術大学 卒業

  • 映画、映画音楽が大好きで、民俗学、ユング、フロイトを愛読し、マーラーの交響曲を聴きながら 週末、自宅の小さなアトリエに籠って絵を描き続ける。自らの絵を屋内、屋外の様々な景色の中で配置させて映像作品を作り、晩年は 南米コロンビアの作家ガルシアマルケスの「エレンディラ」を題材に大型紙芝居を創作、上演。グラフィックデザインの仕事をしながら30年以上描きためていた作品たち。隅々、極小の世界まで細かく描き込まれた人物たちは作品の中で息づき、見る度に果てしない異次元に引き込んでくれている。

  • 2013年11月9日(土)18:30 open 19:00 start
    3500円(お食事込)予約制となっております。
    Rama : 054-260-5186 info@rama-art.com